導入事例

社会医療法人社団さつき会 袖ヶ浦さつき台病院様

【お客様のご紹介】

名 称:
社会医療法人社団さつき会 袖ヶ浦さつき台病院様
所在地:
千葉県袖ケ浦市長浦駅前5丁目21番
診療科目:
内科、外科、整形外科、精神科、神経科、眼科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、神経内科、皮膚科、リハビリテーション科、心療内科
病床数:
409床(一般病床:191床、精神病床:218床)
併設事業:
さつき台クリニック、さつき台訪問看護ステーション、かずさアカデミアクリニック、さつき台の家、ケアセンターさつき、つつじ苑、袖ヶ浦菜の花苑、カトレアンホーム
導入システム :
富士通電子カルテシステム HOPE/LifeMark-MX
クライアント台数 400台(2019年5月~システム稼働中)CSI社システム 全面リプレース
この度は、弊社導入事例への掲載をご了解賜り、誠にありがとうございました。「Mark=記録、指針」というワードに、あらゆる人生に役立つソリューションでありたい、という思いを込めて名付けられたこの電子カルテシステムが、貴院にとってどのような価値を広げられているのか。地域医療連携を実践されています貴院の事例掲載を企画させて頂きました。
HOPE/LifeMark-MXを選んだ理由

(Q&A)弊社からのご質問とお客様からいただきましたご回答

大掛先生

矢田理事長様

木島看護副部長様

総務経営課
松本課長様

Q1.「こころとからだの両面から治療・ケアができる施設」という理念のもと、袖ヶ浦市唯一の病院として発足した貴院の概要と特徴をご教導ください。

矢田理事長様)

当法人は昭和58年に袖ケ浦さつき台病院を開設以来、地域の要望と時代のニーズに対応すべく、社会医療法人社団さつき会、社会福祉法人さつき会の両法人を設立し、地域の一般科救急医療、精神科・認知症医療、回復期リハビリテーション医療を充実させ、現在409床の病床規模となりました。これまでの36年間の歩みは地域の皆様の暖かいご支援によって成し得たものであります。

創業方針は、精神科に対する偏見の打破と心と身体両面の治療ができること、21世紀最大のテーマである認知症へ積極的に取組むこと、私的な利益を追求せず、より公益性の高い開かれた組織を目指すことです。

これらの創業方針をベースに袖ケ浦の地に於いて、地域と共に歩み、地域を愛し、更に地域に愛される医療機関を目指し活動をしています。

Q2.今回の電子カルテリプレースに対する狙いや目的などをお聞かせ下さい。

矢田理事長様)

やはり、「今まで出来なかった事」を実現したいという思いが一番大きいですね。

総務経営課 松本課長様)

情報システム課としては、「導入し終わったから良かった」というのではなく、より良いものを院内全体に成果として見出せるように働きかけをしたいと思っております。また、これから活用を計画していますが、電子カルテの様々なデータを利活用し、病院経営、診療現場の効率化などに活かしていきたいと思います。この点で富士通の継続的な支援を期待しています。

Q3.システム稼働後の状況や評価面はいかがでしょうか?

大掛先生)

オーダ入力や、記録をするツールよりも「院内で情報共有を行うTODO機能(メール機能)」や患者掲示板」についての機能アップをしてほしいなと思います。TODOは過去の記載内容を検索しやすくしてほしいです。また、本文が400字までとなっていますが、文字数をもっと拡大してほしいなと思います。

 

木島看護副部長様)

NEC(CSI社)からのリプレースだったので、様々なシステム機能の見え方が違いがあり、当初は戸惑いもありました。しかし、今は色々機能を把握し慣れてきたので、使いやすく感じる部分も多々あります。

例えば、部門、看護師、医師記録と切替をして、「先生はこういう風に考えているのだ」と情報を横断的に見れますので、様々な記録も探しやすく、すごく便利で良い機能であると思います。

また、少し話題は逸れますが、私は医療安全の担当もしておりまして、学会に参加している時の話題として、読影結果の見落としなどで診療の遅延等が話題となっています。こういった問題に関しても、広いシェアの富士通さんを中心に電子カルテメーカの方にも協力してもらって取り組んでいくと医療の質の向上にもなるのではないかと思っています。

Q4.エヌコムのサポートについてはいかがでしょうか?

大掛先生)

問合せに関しては、情報システム課の方々が間に入ってくれているので、直接の不便を感じたことはないですね。

 

情報システム課 松本課長様)

現場からの問合せに関してはエヌコムに随時連絡しており、大体が即時対応をしてもらえるので、現場にすぐに回答できる状態であることは凄く良いと思います。

ですので、現場の方ではそんなにストレスは感じていないかと思っています。

 

エヌコム)

稼働後も月に1度はコア会議と称し、導入システム全般の会議体を開催しております。

情報システム課様が主体の会議ですが、矢田理事長様、事務部長様にもご参加頂き、ご要望事項・ご質問事項を伺い、早期に対応させて頂く体制を執っております。引き続き、この会議体を通じ、現場の皆様のリクエストにお応えしたく存じます。

Q5.今回の電子カルテリプレース成功の秘訣は何でしょうか?

木島看護副部長様)

情報システム課スタッフのタイムリーな初期対応に尽きると思います。当院の電子カルテ化は、旧システム(NEC系ベンダ;CSI社製)からの移行プロジェクトであり、ゼロからのスタートではないので、その分、旧システムの慣れの部分があり、旧来の機能が新しい富士通システムでどの様になるのか、情報システム課がタイムリーに対応してくれました。この点が非常に大きいと思います。今はだいぶ慣れましたので、時間と根気が重要だと思います。

 

大掛先生)

やはりリプレースをして、初期の段階での操作方法、使い方を迅速に対応頂けるかだと思います。

自分たちも素人ですので、使ってみて出てくる問題点を迅速に対応して頂いたので、大きな混乱もなく稼働できたのかなと思います。

Q6.貴院の今後の展望や医療のICTに対するご要望などを教えてください。

総務経営課 松本課長様)

富士通には多くの実績があり、ユーザ同士の交流の場が欲しいと思います。

 

木島看護副部長)

やはり未だに、患者さんが転院する時にCD-ROMにレントゲンを焼いて、持参してもらい、転院先でデータを取り込む作業があります。レントゲン、CT画像等、この先はどこでも参照できる環境になればと思います。何度もいろんな病院でレントゲンを撮る事は、被爆の問題もありますし、情報を地域、あるいは国内で一元化するのは、これから凄く大事になると思います。

 

矢田理事長様)

経営者の立場からは、今後もシステム価値の向上、現場の使いやすさ、機能の拡張に期待したいと思います。

また、まず実現しなければならないのは、さつき会の医療介護、在宅との連携を地域内で他病院としっかり連携ができるようにすることです。

ただ、法人内でネットッワークは完成するでしょうが、地域全体の連携への発展はさつき会だけではできません。難しいところではありますが、今後は力を入れていきたいと思います。

あとは、働き方改革の中で、医師の業務負担軽減があり、例えば読影の際に医師の言葉をそのまま医学用語でカルテに起こせるという機能等に取り組んで頂けたらなと思います。

富士通への期待は、当法人の念願でもある「新しい時代の変化に対応した「医療、保健、福祉サービスの提供」に併せ、システム機能の段階的な発展を大いに期待しています。

弊社へのお問い合わせ先

株式会社エヌコム

営業本部 担当:萩原

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