導入事例

医療法人杏仁会 大圃病院様

【お客様のご紹介】

名 称:
医療法人杏仁会 大圃病院様
所在地:
茨城県筑西市木戸352
診療科目:
外科、小児科、皮膚科、リハビリテーション科、放射線科、整形外科、脳神経外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、腎臓内科、人工透析科
病床数:
199床(一般病床:51床、療養病床:148床)
関連施設:
血液透析センター、介護老人保健施設 梨花苑、在宅介護支援センター、特別養護老人ホーム 筑圃苑、ケアハウス 紫穂苑
導入システム:
富士通電子カルテシステム HOPE CloudChart
クライアント台数 69台(2017年12月~システム稼働中)
この度は、弊社導入事例への掲載をご了解賜り、誠にありがとうございます。 万全な災害対策・セキュリティ対策が施された富士通データセンターを利用するこのクラウド型電子カルテシステムが、貴院にとってどのような価値を広げられているのか。地域密着型の貴院の事例掲載を企画させて頂きました。
HOPE Cloud Chartを選んだ理由

(Q&A)弊社からのご質問とお客様からいただきましたご回答

原中副院長

ロビー

透析センター

Q1.人々の”よりよい健康とクオリティ オブ ライフ“に貢献するために、医療と福祉の総合サービスの提供を考え、地域の人々とともに歩んでおられる、貴院の概要と特徴をご教導ください。

原中副院長)

当院は昭和24年に初代院長が当地に医院として開業いたしました。

医学の進歩を十分に診断・治療に活かし、東洋医学を加味した治療やリハビリテーションなど多様なニーズに応えると共に、介護保険制度の施行に伴い、さらに充実した施設サービスと在宅サービスを提供するため努力しています。

こどもからお年寄りまで安心して利用していただけるように、“他人に優しく、自分に厳しく”をモットーにして、ひとりひとりのかけがえのない生命を護っています。

また地域密着型の特徴としては、15年以上同じ医師に通われている患者様がたくさんいらっしゃって、長年に渡って見届けられるところだと思います。急性期の病院だとなかなかできないことだと思うので、大きな特徴だと思います。

Q2.今回の電子カルテ化の狙いや目的などをお聞かせ下さい。

原中副院長)

まず検査のオーダですね。前だったら病棟でオーダを出して、職員が伝票を持って行ったり、結果が出たら持ち帰ったりと負担がありました。それが電子カルテ化することによって完全になくなったところがすごく大きかったです。

また複数回入退院を繰り返している患者様になると、紙カルテの場合は、前のカルテを転記する作業があり、そうしている中で重要なデータが漏れてしまったり、一部の既往歴が消えてしまったりしていました。しかし電子カルテの場合は記入したら消えない、そこも大きい部分でした。

さらに紙カルテですと、1人の患者様に対して複数人が同時に使用できないのでとても不便でした。それが電子カルテでは同時にアクセスできるということが時間の効率化という意味でも電子カルテ導入の目的でありました。

 

エヌコム)

私どもがクラウドの電子カルテのご紹介で初めて先生にお会いした時は、ちょうど病院様でも検討していた頃であり、「よくわかったね」とすごく驚かれたことをよく覚えております。

 

原中副院長)

そうそう!それはなんだかご縁というか。

その頃は他社のオンプレミス型の電子カルテを検討していたのですが金額が高すぎて手が出せずにペンディング状態でした。

しかし周りの病院もどんどん電子化しており、いつかはやらないといけないということはずっと頭にありました。

当時はクラウド型はそれほどメジャーでなく、電子カルテは据え置き型のものだと思っていました。そんな時にたまたまエヌコムが来られ、クラウド型があることを知り、金額や保守料もこれなら、という感じで導入を決めました。

Q3.電子カルテはチーム医療を促進するツールですが、稼働後の状況、ご評価はいかがでしょうか。

原中副院長)

先程も申し上げましたが、情報の共有ができることで紙カルテの時のような奪い合いも発生せず、掲示板の利用等で職員で共有できるのがすごく役立っており、みんなも使いやすいように工夫をしているようです。

電子カルテの導入は看護師が手書きで入力するより負担が増えるかなと思った時期もありましたが、1年も経つ頃には便利さが分かってきたようで今では職員全員が紙カルテに戻ることは考えられないですね。

Q4.エヌコムのサポートについてはいかがでしょうか?

エヌコム)

大圃病院様導入時は、エヌコムがSEを増強する前でしたが、サポート等はいかがでしたでしょうか。現在の印象も含めてお聞かせ下さい。

 

原中副院長)

サポートはきちんとしていたと思います。導入当初はバタバタしたりもしましたが、重大な問題はなく大丈夫でした。

最初の半年間は毎月十数件の課題が発生しましたが、半年を過ぎた頃くらいからは解決するべき課題の数は減り、定例会も月に1回が、3ヶ月に1回で良くなったりしたので現在もサポートに不満は全くありません。

Q5.今回の電子カルテ導入プロジェクトを成功させるポイントは何でしょうか?

原中副院長)

うーん、入れちゃったからやるしかない・・(笑)と言いますか。

最初は電子カルテの入力に手こずり、慣れ親しんだ紙カルテの方が仕事が早いという意見もありました。

しかし半年も経つとそういう意見は消えていきました。

成功のポイントというと、紙カルテへの回帰願望が消える瞬間なのではないでしょうか。当院の場合は、導入から1年くらいで当初あった紙カルテへの回帰願望は完全に消えました。

でも電子カルテを導入して一番楽なのは事務じゃないですか?

 

事務部 諏訪様)

そうですね。今までは全部手書きで、ドクターの読めないカルテの字を一生懸命読んで、という感じでしたが今ではかなり楽になりました。

 

原中副院長)

今はだいぶ慣れましたが、やはり時間と根気も重要だと思います。

Q6.貴院の今後の展望や医療のICTに対するご要望などを教えてください。

原中副院長)

今もできると思いますが、病院間で速やかに画像や、診療情報提供書の送信ができるようになることが希望ではあります。

また現在は人工知能が医療業界でも役立ってきていて、電子カルテがそれとリンクし画像診断等に役立ててもらえたりすればいいなと思います。

あとは遠隔診療の需要が高まってきているので、今後はこちらにも力を入れていこうかなと思っています。

Q7.自由な意見やご質問等があればお願いいたします。

原中副院長)

今のCloudChartの後継の、CloudChart IIがリリースされたと聞きました。

これは使用しない機能を削って導入できるそうなので、次の更新時はもっと内容を精査し効率化したいと思っています。

~Out Side~

この日は原中副院長の愛車の
新型スープラに乗せていただき
大変感激いたしました ^^
本当にかっこいいお車です!

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