【お客様のご紹介】
クライアント台数 69台(2017年12月~システム稼働中)
(Q&A)弊社からのご質問とお客様からいただきましたご回答
原中副院長)
当院は昭和24年に初代院長が当地に医院として開業いたしました。
医学の進歩を十分に診断・治療に活かし、東洋医学を加味した治療やリハビリテーションなど多様なニーズに応えると共に、介護保険制度の施行に伴い、さらに充実した施設サービスと在宅サービスを提供するため努力しています。
こどもからお年寄りまで安心して利用していただけるように、“他人に優しく、自分に厳しく”をモットーにして、ひとりひとりのかけがえのない生命を護っています。
また地域密着型の特徴としては、15年以上同じ医師に通われている患者様がたくさんいらっしゃって、長年に渡って見届けられるところだと思います。急性期の病院だとなかなかできないことだと思うので、大きな特徴だと思います。
原中副院長)
まず検査のオーダですね。前だったら病棟でオーダを出して、職員が伝票を持って行ったり、結果が出たら持ち帰ったりと負担がありました。それが電子カルテ化することによって完全になくなったところがすごく大きかったです。
また複数回入退院を繰り返している患者様になると、紙カルテの場合は、前のカルテを転記する作業があり、そうしている中で重要なデータが漏れてしまったり、一部の既往歴が消えてしまったりしていました。しかし電子カルテの場合は記入したら消えない、そこも大きい部分でした。
さらに紙カルテですと、1人の患者様に対して複数人が同時に使用できないのでとても不便でした。それが電子カルテでは同時にアクセスできるということが時間の効率化という意味でも電子カルテ導入の目的でありました。
エヌコム)
私どもがクラウドの電子カルテのご紹介で初めて先生にお会いした時は、ちょうど病院様でも検討していた頃であり、「よくわかったね」とすごく驚かれたことをよく覚えております。
原中副院長)
そうそう!それはなんだかご縁というか。
その頃は他社のオンプレミス型の電子カルテを検討していたのですが金額が高すぎて手が出せずにペンディング状態でした。
しかし周りの病院もどんどん電子化しており、いつかはやらないといけないということはずっと頭にありました。
当時はクラウド型はそれほどメジャーでなく、電子カルテは据え置き型のものだと思っていました。そんな時にたまたまエヌコムが来られ、クラウド型があることを知り、金額や保守料もこれなら、という感じで導入を決めました。
原中副院長)
先程も申し上げましたが、情報の共有ができることで紙カルテの時のような奪い合いも発生せず、掲示板の利用等で職員で共有できるのがすごく役立っており、みんなも使いやすいように工夫をしているようです。
電子カルテの導入は看護師が手書きで入力するより負担が増えるかなと思った時期もありましたが、1年も経つ頃には便利さが分かってきたようで今では職員全員が紙カルテに戻ることは考えられないですね。
エヌコム)
大圃病院様導入時は、エヌコムがSEを増強する前でしたが、サポート等はいかがでしたでしょうか。現在の印象も含めてお聞かせ下さい。
原中副院長)
サポートはきちんとしていたと思います。導入当初はバタバタしたりもしましたが、重大な問題はなく大丈夫でした。
最初の半年間は毎月十数件の課題が発生しましたが、半年を過ぎた頃くらいからは解決するべき課題の数は減り、定例会も月に1回が、3ヶ月に1回で良くなったりしたので現在もサポートに不満は全くありません。
原中副院長)
うーん、入れちゃったからやるしかない・・(笑)と言いますか。
最初は電子カルテの入力に手こずり、慣れ親しんだ紙カルテの方が仕事が早いという意見もありました。
しかし半年も経つとそういう意見は消えていきました。
成功のポイントというと、紙カルテへの回帰願望が消える瞬間なのではないでしょうか。当院の場合は、導入から1年くらいで当初あった紙カルテへの回帰願望は完全に消えました。
でも電子カルテを導入して一番楽なのは事務じゃないですか?
事務部 諏訪様)
そうですね。今までは全部手書きで、ドクターの読めないカルテの字を一生懸命読んで、という感じでしたが今ではかなり楽になりました。
原中副院長)
今はだいぶ慣れましたが、やはり時間と根気も重要だと思います。
原中副院長)
今もできると思いますが、病院間で速やかに画像や、診療情報提供書の送信ができるようになることが希望ではあります。
また現在は人工知能が医療業界でも役立ってきていて、電子カルテがそれとリンクし画像診断等に役立ててもらえたりすればいいなと思います。
あとは遠隔診療の需要が高まってきているので、今後はこちらにも力を入れていこうかなと思っています。
原中副院長)
今のCloudChartの後継の、CloudChart IIがリリースされたと聞きました。
これは使用しない機能を削って導入できるそうなので、次の更新時はもっと内容を精査し効率化したいと思っています。
株式会社エヌコム
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